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かくも長すぎる滞在
涼宮ハルヒの憂鬱 最終話
ストーリーについてはいくら原作未読といっても、
ここまで話題になってしまえば、
もうおおよその筋書きはネタバレ済なので、
起きるべきことが起きて、納まるところに納まったというのが
正直な印象といったところか。
それでも神人が起動してから、それが二人の中に収束されるまでの
まさしく畳み掛けるような、
ハルヒとキョンのギリギリの希望と葛藤のせめぎあいは、
その演出、映像表現、音楽、作画などなど、
とてもテレビアニメとは思えないクオリティーで
文句なしに圧倒されたとしか言いようがないですね、ホントに…。
しかし、キョンがみくるにmikuruフォルダを見つけられ、
彼女に背後からうらやましすぎる攻勢を受けているのは
さすがの長門でもスルーするわけにはいかなかったようだな。
いつもの無表情でじっとその様子を見つめる彼女の心中はいかに?
まあ、「もうすぐ涼宮ハルヒがくるからやめさせるべき…」が
妥当な線だとは思うが、それでも、万に一つでもいいので、
例えば、初めて感じるいいしれぬモヤモヤしたキモチに戸惑い、
思わず部室を飛び出す…などという長門を見てみたいものですな。
でも、そのあたりは、ラストの「だいじょうぶ…私がさせない…」
との頼もしいお言葉で十分補完してもらったということで。

それはともかく、いよいよ絶望的ともいえる古泉からの宣告のあと、
真っ黒い画面に映し出される無機質なプロンプト。
現実空間と閉鎖空間をつなぐ、今にも切れそうな
細い糸の上で交わされる姿の見えない長門との会話…。
それだからこそよりリアルに、まるでモニターのすぐ向こうに
長門がいるかのような、存在感を感じたのは自分だけかな…。
そして最後の力をふりしぼるかのように打たれた、
「YUKI.N >また図書館に」の文字…。
あの探索ツアーで自分とキョンの二人だけでいった図書館。
そこであわてながらキョンが自分のために作ったくれた図書カード。
…長門がそうした日々について口にしなくても、
彼女もごく普通の女の子がするように、そうしたたわいの無い
日常の1ページ1ページを大事にしまってきていたんだな…。
というのが、あの無機質な文字の中から溢れだしそうなほど
詰まっているような気がして、あっ、ヤバいと思いながらも、
思わず熱いものがこみあげてくるのが抑えられなかったですね…。

まあ、いろいろあったけど、これでやっと本棚に飾ってある
原作本の封印を解くことができるな…。
何というか、これからアニメで触れられていないエピソードに
出会えると思うと、アニメが終わった虚脱感みたいなのは、
微塵も感じないね。しかし、そうして原作読み終わったら、
今より数段きつい虚脱感がリバウンドしてくるのは
わかっているんだけど、今はとりあえず考えないようにしておこう…。
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テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱 - ジャンル:アニメ・コミック

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